1日10分で覚える韓国語

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1日10分で覚える韓国語

 1️⃣ 母音
教科書は?「おっ、ハングル」(駿河台出版社)です。

1. 아 「ア」と発音します。
よく見ると二つの要素でできているのがわかります。
左側の<ㅇ>は音のない子音です。
右側の<ㅏ>は母音です。

ハングルはこのように子音母音組み合わせて一文字になります。

2. 야 「ヤ」と発音します。
発音は日本語の「ヤ」とほぼ同じです。

? 書き方
<ㅇ>は上から書きます。
りんごのてっぺんのようにちょっととんがっている部分は書かなくても大丈夫です。
これは印刷体で、普通書くときはとんがった部分は書きません。
次に母音は上から縦に書き、真ん中あたりを短く横に引きます。

<ㅑ>は<ㅏ>にもう一本、横に線が加わります。

正方形のマスの中に左半分に子音を,
右半分に母音がくるようにバランスよく書きます。
子音と母音の大きさのバランスは
ここに出ているように真似て書いてくださいね。?


1. 어 「オ」と発音します。
日本語の「ア」と同じ口構えで、「オ」と発音します。
つまり日本語の「オ」よりやや口を開いて発音します。


2. 여 「ヨ」と発音します。
日本語の「ヤ」と同じ口構えで「ヨ」と発音します。
やはり日本語の「ヨ」よりやや口を開いて発音します。

日本語は口の周りの筋肉をあまり動かしませんが、
韓国語はたくさん動かします。
意識しながら口を開けてみましょう。

? 書き方
書き方は子音「ㅇ」を書いて、短く横線を書き、次に縦に長く書きます。
<ㅕ>は<ㅓ>にもう一本、横に線が加わります。

写真を見ながらバランスよく真似て書きましょう。?


1. 오 「オ」と発音します。
❮오❯ は唇を丸めて、前に突き出して[オ]と発音します。

2. 요 「ヨ」と発音します。
❮요❯ も同じく唇を丸めて、前に突き出して[ヨ]と発音します。

? 書き方
❮오❯の書き方は子音「ㅇ」を書いて、
その下に母音の[ㅗ]を縦、横の順で書きます。

子音より下にくる母音の横線が長くなるように書きます。
バランスよく、正方形に入るように書きましょう。

❮요❯の書き順は❮오❯と似ていますが、
子音[ㅇ]の下に、 [ㅛ]の母音は縦線を、短く二回、最後に横線を引きます。


1. 우 [ウ]と発音します。
❮우❯は唇を丸めて、前に突き出しながら[ウ]と発音します。

2. 유 「ユ」と発音します。
❮유❯も同じく唇を丸めて、前に突き出しながら[ユ]と発音します。

? 書き方
❮오❯の書き方は子音[ㅇ]の下に
横、縦の順で書きます。

横線を長く、縦線はそれより短く書きます。

❮요❯の書き順は❮오❯と似ていますが、
子音[ㅇ]の下に 横、縦、縦の順で書きます。


よく見ると❮오❯より❮우❯は縦線が長いです。
そのように書くと四角いマスの中にきちんと収まります。
縦、横の線は真っ直ぐ書くと綺麗な文字に見えます。
子音の下にくる母音は横に長いのが特徴です。
子音の横にくる母音は縦に長いです。

1. 으 [ウ]と発音します。
❮으❯は口をしっかり横に引いて「ウ」と発音します。

2. 이 「イ」と発音します。
❮이❯も口をしっかり横に引いて「イ」と発音します。

?‍?ハングル
ハングルの母音は天地人を表しています。
天は「●」、地は「ㅡ」, 人は「l」です。この三つの要素を組み合わせて創られたのがハングルの母音です。
ハングルは1446年に朝鮮の第4代王である世宗(セジョン)大王によって創られました。
今も韓国人は世宗大王を大変尊敬しています。
当時、知識人や官僚は漢字漢文を使って文章を書いていましたが、世宗大王は一般の民は文字が書けないことを憐れみ、誰でも書けて読める文字を考案しました。

1. 애
「エ」より口を大きく開けて発音します。
「ㅏ」に「ㅣ」を組み合わせて作られた母音です。

2. 얘
「イエ」と発音します。
「ㅑ」に「ㅣ」を組み合わせて作られた母音です。

? 書き方
❮애❯の書き順は「ㅏ」と縦に書いて、右横に「ㅣ」を書きます。
「ㅏ」の縦線の方が「ㅣ」より少し短くなっています。
「ㅏ」と「ㅣ」はつけて書きます。
英語の「H」に似ていますが、「H」より横線が短いです。

❮얘❯の書き順は「ㅑ」を書いて、右横に「ㅣ」を書きます。
最初の「ㅑ」は「ㅣ」より縦線が少し短いです。

1. 에
「エ」とほぼ同じく口を小さく開けて発音します。
「ㅓ」に「ㅣ」を組み合わせて作られた母音です。

2. 예
口を小さく開けて「イエ」と発音します。
「ㅕ」 に「ㅣ」を組み合わせて作られた母音です。

? 書き方
❮ㅔ❯「ㅓ」と書いて、隣に「ㅣ」を書きます。
「ㅓ」の縦線の方が「ㅣ」より少し短くなっています。


❮ㅖ❯は「ㅕ」は「ㅣ」より縦線が少し短く書きます。

1. 와
「ワ」と発音します。。
「오」に「아」を組み合わせて作られます。

2. 예
口をやや大きく開けて「ウェ」と発音します。
「오」に「애」を組み合わせて作られます。

3. 외
口を小さく開けて「ウェ」と発音します。
「오」に「애」を組み合わせて作られます。

❮외❯の発音は時代と共に変化し、昔ほど難しい発音はしなくなり、
日本語を読むように「ウェ」と読めば大丈夫です。
この三つの合成母音には全て「오」が入ります。


? 書き方
画面で書き順を確認してください。

1. 워
「ウォ」と発音します。。
「우」に「어」を組み合わせて作られます。

2. 웨
「ウェ」と発音します。
「우」に「에」を組み合わせて作られます。

3. 위
「ウィ」と発音します。
「우」に「이」を組み合わせて作られます。

❮웨❯ はたとえばセーター「스웨터」 、ウェイター「웨이터」など外来語を表記するときによく使われます。
❮외❯は外国の外という漢字語を表記するときに使われます。
ほかに、一人っ子「외동」、一人娘「외동딸」一人息子「외동아들」、寂しい「외롭다」、母方の実家「외가」の単語でも使います。


? 書き方
画面で書き順を確認してください。

1. 의
「ウイ」と発音します。。
「으」と「이」を組み合わせた母音です。
口を横に引いたまま「으」と「이」を連続してすばやく発音します。

「의」の読み方はその位置によって、三通りあります。
語頭では[ウイ]と発音します。 例 의외[ウイウェ] 意外
語中や語末では[イ]と発音されます。예의 [イェイ] 礼儀
助詞「〜の」は「의」です。助詞の「의」は[エ]と発音されます。。


? 書き方
画面で書き順を確認してください。

 2️⃣ 子音

1. ❮ㄴ❯ [n]
日本語の「ナ」行とほぼ同じです。
先に子音を書いて、その右か下に母音を書きます。
ハングル文字は必ず子音と母音を組み合わせて作られます。
日本語のひらがな順に並べて比べてみましょう。

❰누❱と❰느❱はどちらも[ヌ]と発音されます。
でも口の形が違います。
❰누❱は母音の❰ㅜ❱がついているので、唇を丸く突き出しながら[ヌ]と発音します。
❰느❱は母音の❰ㅡ❱がついているので、口を横に引いて「ヌ」と発音します。
次に❰네❱と❰내❱です。
どちらも[ネ]と発音しますが、口の形が異なります。
❰네❱は母音に❰ㅔ❱がついているので、口を小さく開けて[ネ]と発音します。
❰내❱は母音に❰ㅐ❱がついているので、口を大きく開けて[ネ]と発音します。
❰노❱と❰너❱はどちらも[ノ]と発音しますが、やはり口の形が異なります。
❰노❱は母音❰ㅗ❱がついているで、口を丸めて前に突き出して[ノ]と発音します。
❰너❱は母音❰ㅓ❱がついているので、口を[ア]くらいに開けたまま「ノ」と発音します。

2. ❮ㅁ❯[m]
❰무❱と❰므❱はどちらも[ム]と発音されます。
でも口の形が違います。
母音の形に注意しながら発音してみましょう。
❰무❱は唇を丸く突き出しながら[ム]と発音します。
❰므❱は口を横に引いて「ム」と発音します。
次に❰메❱と❰매❱です。
どちらも[メ]と発音しますが、口の形が異なります。
❰메❱は口を小さく開けて[メ]と発音します。
❰매❱は口を大きく開けて[メ]と発音します。
次は❰모❱と❰머❱です。
❰모❱は口を丸めて前に突き出して[モ]と発音します。
❰머❱は口を[ア]くらいに開けたまま[モ]と発音します。

? 書き方
縦長の母音と一緒に書くときは子音もやや縦長に、
横長の母音と書くときは子音もやや横長に書くとバランス良く書けます。


1. ❮ㄹ❯ [r]
日本語の「ラ」行とほぼ同じです。
❮ラ・リ・ル・レ・ロ❯をハングルで表記すると❮라・리・루・레・로❯となります。

2. ❮ㄱ❯ [k]
平音のㄱ[k]は「カ」行とほぼ同じです。
❮カ・キ・ク・ケ・コ❯ ❮가・기・구・게・고❯
ハングル文字は発音するときの息の強さによって、「平音」「濃音」「激音」の三種類があります。
「平音」は、「ᄀ」「ᄃ」「ᄇ」「ᄉ」「ᄌ」の5つです。

? 書き方
縦長の母音の場合は子音も縦長になります。
子音をやや丸く下に流すようにすると綺麗な文字になります。
横長の母音の上では子音も横長になります。

? 読み方
平音は語頭で濁らず、語中では濁って発音されます。
例えば、가구 (家具) の発音は[kaku](カク)ではなく[kagu](カグ)となります。
語中でどうして濁るのでしょうか。
日本人は清音と濁音の違いで意味が異なるので、敏感に識別できますが、
韓国人は語中で平音が濁ると感じていません。
自然に語中に出てくる「ㄱ」は濁ってしまいます。
これを<有声音化>と言います。

?重要???
平音は語頭で濁らず、語中で濁る。
ただし五つある平音のうち濁らない子音もあります。